元WBO世界フライ級王者・木村翔に戒告処分　中国の格闘技イベントで“騒動”

木村翔
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　日本ボクシングコミッション（JBC）は24日、元WBO世界フライ級王者・木村翔（33＝花形）を戒告処分としたことを公式サイトで告示した。処分は3月16日付け。

　木村は昨年12月、JBCの許可を得ることなく、中国・武漢で行われた格闘技イベントに出場した。これがJBCルール第24条に抵触した。また、監督責任を負わなければならないとして花形晋一マネジャーを同じく戒告処分、花形進会長は厳重注意処分とした。

　木村は中国マーケットを再開拓するプロモーションの一環としてプロモーターから国際ボクシングルールに基づいたスパーリングマッチを提案され、ユーチューバーでキックボクサーの玄武と対戦。体格で上回る相手が反則行為を繰り返し、最後は木村の体を持ち上げて頭からリングに叩きつける暴挙もあり、中国国内でも批判が殺到。木村は帰国後に花形ジムの公式サイトで騒動について説明、謝罪をしていた。