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【RISE】元Jリーガー安彦考真、元西武・相内誠に1回KO勝利!「倒そうと思ったらこういう結果に」

[ 2022年2月16日 20:42 ]

<RISE FIGHT CLUB>1回、KO勝利し雄叫びを上げる安彦(左奥は相内)(撮影・会津 智海)
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 立ち技打撃格闘技「RISE FIGHT CLUB」が16日、新宿FACEで開催された。第5試合では元プロ野球西武の相内誠(27=K26)と元Jリーガーの安彦考真(44=Executive Fight 武士道)が対戦し、安彦が1回KO勝利を収めた。

 安彦は1回からアグレッシブに戦い、右フックでダウンを奪うと、相手が組んできたタイミングで腹に左ヒザを決めてKO勝利を飾った。

 試合後はセコンドについていた元K―1戦士の小比類巻貴之氏(44)と涙ながらに抱擁した。マイクを持って「この試合が決まって緊張して苦しかったんですが、相内選手に相当なめられてどうしてやろうかと思いました。彼は彼なりのパフォーマンスでこの大会を盛り上げようとしたんです。なので僕も思いっきりぶつかって、思いっきり倒そうと思ったらこういう結果になりました。僕には伝えたい思いがあって40歳でサッカー選手になって、44歳でリングデビューです。何か勇気が出せる人、何か困っている人、何か一歩踏み出すのに遅いことはないので一歩踏み出したら変わると思います。そんなチャンスをくれたRISEに感謝します。このリングに感謝して対戦相手の相内選手にも感謝します。コロナの中で苦しい中で見に来てくれた人にも感謝します。3・2・1バボー!」で締めた。

 今大会は「RISE」初の試みとなるオープンフィンガーグローブマッチのみでマッチメークされた。

 安彦は40歳で仕事を辞めて、年俸120円ながらもJリーガーという夢を実現。現役引退後21年4月にアマチュア格闘技デビューした。アマチュア3戦のキャリアを経て今回がプロデビュー戦だった。試合前には「良いファイトをして勝ちたいと思います。何事にも始めるのに遅いということはないと思っているので、この年齢でも勝負して、何か世の中を変えられる一手になれば。最高に熱い燃えるファイトがしたい」と意気込んでいた。

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