逆2階級制覇狙う鈴木雅弘、バレンタインチョコ受付中「カッコいい姿を見せていっぱいもらいたい」

＜日本ライト級王座決定戦＞前日計量をクリアした同級1位・鈴木雅弘（代表撮影）
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　プロボクシングの日本ライト級王座決定戦10回戦（8日、後楽園ホール）の前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション（JBC）事務局で行われ、同級1位・鈴木雅弘（26＝角海老宝石）はリミットの61.2キロ、同級4位・宇津木秀（ワタナベ）は100グラム軽い62.1キロでともに一発パスした。

　鈴木は7戦7勝4KO、宇津木は9戦9勝7KOという無敗同士の対決。鈴木は昨年6月に日本スーパーライト級王座を獲得したが、6日後に返上。本来の階級であるライト級に戻して“逆2階級制覇”を狙う。宇津木とはアマチュア時代に3度対戦して1勝2敗と負け越しており、「宇津木選手は評価が高い選手なので僕の方がチャレンジャーの気持ちでいかなくちゃいけない」と表情を引き締めた。コロナ禍でスパーリングは通常より少なめだったが、同門の元日本王者の岡田博喜らと質の高い実戦練習で仕上げてきた。

　大の甘党で、試合後の楽しみは大好きなスイーツを食べること。「バレンタインデーも近いので、いろいろ期間限定メニューを調べている。Eggs’n　Things（エッグスンシングス）が一番おいしそう。試合でカッコいい姿を見せて、いっぱいチョコをもらえるように頑張りたい」と笑顔で意気込みを語った。