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宮田和幸氏 久保優太の“八百長騒動”を謝罪「あってはならない」 シバターには怒り心頭「選手じゃない」

[ 2022年1月4日 19:33 ]

宮田和幸氏
Photo By スポニチ

 総合格闘家で「BRAVE GYM」主宰の宮田和幸氏(45=)が4日、自身の公式ツイッターを更新。昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」に出場した同ジム所属の久保優太(34)と「迷惑系ユーチューバー」のシバターの間で騒動となっている“八百長疑惑”について謝罪した。

 久保は昨年大みそかにシバターと対戦。1ラウンド2分16秒に飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決められ1本負けを喫した。しかし、この試合の前に両者の間で「1ラウンド目は互いに流し、2ラウンド目での真剣勝負しよう」という“約束”が交わされていたとされるLINEのやり取りがネット上で流出。久保も自らヤラセ疑惑を“告発”するようなコメントを残した。

 するとシバターは4日、公式YouTubeチャンネルにおいて「あからさまに分かりやす過ぎる嘘にダマされて、1ラウンド目に手加減をして負けるなんて何やってんだよ久保」と疑惑のやり取りが実際にあったことを明かし、さらに「ヤラセをした選手なんてどこの団体も使ってくれないぞ。俺も、お前も格闘技からは足を洗おう」と2人そろっての“引退”を呼びかけた。

 これらの騒動に対し、同ジムを主宰する宮田氏は自身のツイッターで「改めまして今回の久保優太選手の件、どちらにせよあってはならない事です。ジム代表として深くお詫び致します」と謝罪。

 自身の公式YouTubeチャンネルでは「久保選手VSシバターの八百長疑惑について説明します」とのタイトルで何故、久保が1ラウンド目に手を抜いてしまったのかという流れを説明。自身は試合後、騒動になった後で久保本人からシバターとのやり取りについて聞かされたもようで「セコンドだったので(事前に)言って欲しかった。聞かされてたら相手に合図をして1ラウンド目から“八百長”なしで行かせるようなことも出来たはず。久保君も駄目な事はもちろん駄目なんだけど(試合をしたかった)という心境を考えるとね…まさかこんなことになっていたのかというのがショックだった」とコメント。

 シバターに対しては「芸能人やYouTubeで視聴率取る人がRIZIN出ることはいいと思う。格闘技を色んな人に見てもらいたいし全然アリだとは思う。ただ、全員が真剣にやってた。だけど(シバターは)選手じゃないんだろうね。八百長じゃないと言えば八百長じゃないし、作戦といえば作戦になっちゃうし難しい問題だろうけど、個人的には(もうシバターを)使ってほしくない」と怒りをにじませていた。

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2022年1月4日のニュース