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元K―1王者・久保優太 大みそかのシバター戦の裏側を激白!シバターは八百長を否定しているものの…

[ 2022年1月3日 19:12 ]

久保優太
Photo By スポニチ

 元K―1ウェルター級王者の久保優太(34=PURGE TOKYO/BRAVE)が2日に「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏(32)のYouTubeチャンネルの「【祝2022年】火を見ながらあけおめ配信。今年は覚悟の年にしよう、一年後に必ず笑おう」というタイトルの生配信に電話出演した。ネットで話題になっている昨年大みそかのシバター戦の裏側を激白した。

 久保は昨年の大みそかのRIZINで「迷惑系ユーチューバー」のシバターに一本負け。試合後に「嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。色々疲れた。事の経緯とかも全部きちんと話したい」とツイートしていた。さらにネットでは久保とシバターのLINEのやり取りが流出して、この試合は八百長だったのではないかとネットで話題になっていた。勝利したシバターは自身のYouTubeチャンネルで八百長を否定し、流出したLINEのやり取りもねつ造だと言い切っている。

 三崎氏はネットで話題になっている八百長の件や試合後のツイートの真意を聞きたいというところから久保に電話した。三崎氏は「そもそも八百長があったんですか?」と聞くと久保は「実際、シバターさんから八百長というか台本を持ちかけられたのはありました」とシバターから台本を持ちかけられていたと語った。RIZINはこの台本の件に関して一切関与してなく関係ないとも話した。昨年12月13日の両者の対戦カードが発表された。対戦が決定してからシバターは自身のYouTubeチャンネルで涙を流しながら棄権を訴える動画を公開するなど棄権をにおわせていた。

 実際にシバターがRIZINと棄権について話し合いをしていたようで久保のSNSにシバターから「辞退してすいませんでした」というDMが届いたという。さらにシバターはパンチを顔面にもらってしまうと身体がしびれてしまう病気があるという理由から試合を棄権するというメッセージが届き、久保は疑いながらも「レフェリーなどもいますし、カードも発表しているので戦いましょう」と返信した。するとシバターが電話で直接で話したいということから電話での会話になると台本の話をされたという久保。その電話は録音して証拠として残していることも明かした。その台本の内容は、1Rはいくら蹴ってもらってもいいから顔面へのパンチはしないでほしい。シバターも1Rは攻撃しないでケガをせずに両者何もせずに2Rでシバターの合図で久保のハイキックで倒れるということだった。久保はそれでも疑い、これはシバターのYouTubeでやっているお金を渡して土下座する八百長するみたいなことなのかと思っていたらシバターはそれを否定。さらにその台本をのんでもらわなければ契約もまだしてないから試合をせずに棄権すると久保に言ったようだ。さらにシバターは電話では家族もいるからケガもしたくないと話して、久保は精神的に揺さぶられてしまったという。

 久保も予定していた対戦カードが流れてしまってシバターとの対戦が決まったことを明かした。さらに「カード発表もされてスポンサーさんやチケットを買ってくれたり、サラちゃんが入場のパフォーマンスを用意してくれていたり、色んなことが動き始めていて、RIZINの運営の人も試合のために動いてくれてるわけじゃないですか。そして僕も2回も試合が流れてしまうと大みそかの試合のチャンスが無くなってしまう。なので、試合を成立させることを優先させることで(シバターに)返信させてもらった」とシバターの台本をのんだことを告白した。それでも久保はずっと疑っていたが、シバターは誓約書や供託金も出すなども言っていたようだ。この事について久保はみんなを巻き込んじゃいけないと思い、誰にも言えずそれが心苦しく、その思いのままリングに上がってしまったようだ。

 そして試合前日にもシバターは「明日は覚悟ができたので、2Rはいいので1Rだけお願いできませんか」と連絡してきて、久保は良くないと思いながらも2Rで倒せばいいかと思ってしまったようだ。そのため試合でのシバターのフックには驚いてしまい、自分の弱さが出て久保は「完敗」という言葉を口にした。さらに久保はSNSで流出したLINEも本物だということも明かした。

 この話を聞いて三崎氏は「久保さん優しすぎるんですよね。速攻ボコボコにすればよかったのに。ズルさもあったけど心理戦に持ち込まれて、『それも作戦だよね?』と言われたら『そうだよね』という」と自身の意見を述べた。

 久保は三崎氏の生配信で今後についても話し、さらに今回の件は自身のYoutubeチャンネルで深く話すことも話した。

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