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井岡 4度目防衛戦へ「迎え撃つ」 大みそか福永と対戦

[ 2021年12月24日 05:30 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ   井岡一翔―福永亮次 ( 2021年12月31日    大田区総合体育館 )

オンラインで公開練習を行ったWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成ジム提供)
Photo By 提供写真

 王者・井岡が23日、福永との4度目の防衛戦に向けてオンラインで公開練習を行い、「しっかり準備して迎え撃ちたい」と意気込みを語った。21日にスパーリングを打ち上げ、この日はストレッチと軽めのシャドーボクシングを披露しただけだったが、「コンディションは悪くない」と手応え。減量も「残り3キロちょっと」と順調に進んでいる。

 それまで「見る側」だった井岡が初めて大みそかに試合をしたのは、WBC世界ミニマム級王者だった11年。その後は引退表明した17年を除いて毎年、リングに立ち続けてきた。他の格闘技とも競合する中、“ボクシング代表”の意識を問われると、「それは正直ないですね」と苦笑いしたが、「1年のイメージが決まる大事な日」という感覚はある。

 今回が節目の10回目。望んでいたIBF王者アンカハスとの統一戦ではなくなったが、収容率100%の観客を入れ、地上波でテレビ中継もされる。井岡は「戦い続けてきたからこそ今がある。今年も最後の日に戦う姿を見てもらいたい」と力を込めた。

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2021年12月24日のニュース