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日本プロボクシング協会 JBCに“最後通告” 要望書へのゼロ回答に承認料など一時預かり

[ 2021年11月16日 19:33 ]

 ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)は16日、日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、試合承認料やライセンス料を一時的にJPBA預かりとすることなどを盛り込んだ文書を同日付で送付したと発表した。

 JPBAは10月16日の理事会で、昨年末のWBOスーパーフライ級タイトルマッチでJBCの不手際により王者・井岡一翔(志成)がドーピング違反を疑われた件でのJBCの責任を問い、浦谷信彰執行理事の辞職を求めることを決議。同18日付けでJBCに要望書を提出したが、29日に受け取った返答は「当協会の要請に対し、まったくの無回答という内容」だったため、11月13日に臨時理事会を開催して対応を協議した。

 この日、JBCに送付された文書は臨時理事会での決議に基づき、文書はJBCからプロモーターに対する興行経費の請求書に役員費・交通費の個々の明細を記載することを要請。また、来年1月から試合承認料とライセンス料について、JPBAと各地区協会で一時的に預からせて頂くと通告している。

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2021年11月16日のニュース