京口紘人の対抗王者ソトが前日計量パス V4戦でゴンサレスと激突
プロボクシングのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦の前日計量が15日(日本時間16日)、米カリフォルニア州フレズノで行われ、王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)は107.8ポンド(約48.89キロ)、指名挑戦者で同級1位ジョナサン・ゴンサレス(30=プエルトリコ)はリミットの108ポンド(約48.98キロ)でパスした。
ソトは5月に高山勝成(38=寝屋川石田)に9回TKO勝ちして3度目の防衛に成功。今回は4度目の防衛戦となる。ゴンサレスは19年8月にWBO世界フライ級王者だった田中恒成(26=畑中)に7回TKOで敗れたが、その後、1階級下のライトフライ級で2連勝し、今回が2度目の世界挑戦となる。計量を終えた2人は恒例のフェースオフでは約5センチの至近距離で13秒間にらみ合い、闘志を高めた。
興行は英プロモート大手マッチルーム社主催で、メインは世界4階級制覇王者マイキー・ガルシア(33=米国)とサンドロ・マルティン(28=スペイン)の145ポンド(約65.77キロ)契約12回戦。ガルシアは143.6ポンド(約65.13キロ)、マルティンは144ポンド(約65.3173キロ)でパスした。
当初、WBA世界ライトフライ級正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)と同級2位ジェシー・ロドリゲス(21=米国)のタイトルマッチもアナウンスされていたが、ベルムデスがビザの問題で米国への入国が間に合わず、ロドリゲスは110ポンド(約49.89キロ)契約10回戦でホセ・アレハンドロ・ブルゴス(26=メキシコ)と対戦することになった。
WBAはベルムデスとスーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)に対戦指令を出している。マッチルーム社と契約する京口は、WBO王者ソトとの統一戦を希望しているが、まずはベルムデス戦を優先することになりそうだ。
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