パッキャオが現役引退を表明 12月で43歳 来年5月にはフィリピンの大統領選に出馬
ボクシングの元6階級王者で、母国フィリピンでの大統領選に出馬することを表明していたマニー・パッキャオ(42)が29日、フェイスブックで26年間におよんだ現役生活にピリオドを打つことを発表。「ボクシングを辞めるにあたって、世界のすべての人たちに感謝したい。とくにマニー・パッキャオという男を支えてくれたフィリピンの人たちには感謝している。ボクシングに別れを告げるのはつらいけれど、きょうをもって引退することを発表します」と語った動画を投稿した。
パッキャオは16歳だった1995年にライトフライ級でプロデビュー。25戦目となった1998年12月4日にWBCの同級王者となった。その後、スーパーウエルター級までの6階級でタイトルを奪取。しかし今年の8月21日にネバダ州ラスベガスで行われた1年11カ月ぶりの一戦ではヨルデニス・ウガス(35=キューバ)に判定負け。これが現役最後のファイトとなった。
戦績は72戦68勝(39KO)8敗2分け。12月17日で43歳となるパッキャオは、フィリピンの与党、PDPラバンの派閥からの候補者指名を受け入れ、2022年5月に行われる大統領選への出馬を表明していた。
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