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矢吹 “漫画ヒーロー対決”で拳四朗からベルト奪取に自信

[ 2021年9月15日 05:30 ]

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者・寺地拳四朗―同級1位・矢吹正道 ( 2021年9月22日    京都市体育館 )

オンライン公開練習でミット打ちを披露した矢吹正道(右、緑ジム提供)
Photo By 提供写真

 世界初挑戦の矢吹正道が14日、オンラインで練習を公開した。当初は今月10日に開催予定だったが、先月25日に王者・寺地が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されて延期が決定。「マジか?って思った」という矢吹だが、すぐに気持ちを切り替えた。

 スパーリング不足を感じていたため、この期間に約20ラウンドを上積み。先月26日には元3階級制覇王者の田中恒成(畑中)とも拳を交え、「拳四朗とはタイプは違うけど、世界レベルを肌で感じられた」。結局、11日のスパー打ち上げまでに約80ラウンドを消化。「より自信は深まった」とうなずいた。

 本名は佐藤で、リングネームの矢吹は漫画「あしたのジョー」の主人公の矢吹丈からいただいた。「北斗の拳」の主人公ケンシロウに由来する寺地とは“漫画ヒーロー対決”になる。「拳四朗はメンタルも最強」とリスペクトしつつ、気持ちでは絶対に負けない。「左ジャブで勝てなくても、そこにはこだわらない。勝つプランはいくつもある」とベルト奪取に自信を示した。

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2021年9月15日のニュース