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ミドル級新人王・中田勝浩「試合に集中して頑張ります」 同じ興行内で井岡弘樹会長はラップお披露目

[ 2021年8月20日 18:48 ]

(左から)合同興行に臨むグリーンツダの本石昌也会長、興行内でラッパー「LIL KO」としてデビューする井岡弘樹会長、メインを努める中田勝浩
Photo By スポニチ

 プロボクシングの20年度全日本ミドル級新人王・中田勝浩(30=井岡弘樹)が20日、大阪市内の所属ジムで会見し、9月19日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で友松藍(ワタナベ)とミドル級6回戦に臨むと発表した。プロ7戦目、初めての6回戦へ「試合に集中して精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。相手は身長1メートル75で「(筋肉質の)がっちりした体型」のファイタータイプ。身長で10センチ上回る中田がリーチ優勢となりそうだ。井岡弘樹会長は「中田は気持ちが強いし、練習は一生懸命にやる。パンチもありますから」と快勝を期待する。

 この興行では、井岡会長がラッパーとして歌手デビューする。中田が務めるメインイベントで入場曲となるのか、試合の間にイベントとして披露されるのかは未定。どちらにしても、いつも以上に集中力が試される機会となりそうだ。

 また、この興行は井岡弘樹ジムとグリーンツダジムが初めて合同で実施する。井岡会長は「津田会長にはお世話になって本当に感謝している」と現役時代に所属したジムとの初コラボを喜ぶ。グリーンツダの本石昌也会長は「(井岡弘樹は)中高生のころにテレビで見ていたし、グリーンツダの偉大な先輩で憧れの存在。今後も機会があれば一緒に関西のボクシングを盛り上げたい」と話した。

 この興行は新型コロナウイルスへの対策に万全を期しながら、収容人員1000人の半分に当たる500人の観客を入れる方針。

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2021年8月20日のニュース