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カエル大好き入江“跳ね上がる”認知度にびっくり、金獲得で一番うれしかったこと明かす

[ 2021年8月12日 05:30 ]

「東京五輪ボクシング報告会」に出席した代表メンバーら(日本ボクシング連盟提供)
Photo By 提供写真

 日本ボクシング連盟は11日、東京五輪代表の報告会をオンラインで開催した。日本勢は女子フェザー級金メダルの入江聖奈(20=日体大)ら1大会最多となる3個のメダル獲得。入江は「金メダルを獲れたことは自分でも本当に驚きで、うれしく思う。皆さんの応援のおかげです」と改めて感謝した。

 12年ロンドンから採用されたボクシング女子で日本人初メダルの快挙に加え、笑顔での入場や突然の引退表明、さらにはカエル愛を熱く語るユニークな言動で注目を集めた。著名人にSNSがフォローされたり、テレビ番組に出演したりと、取り巻く環境が変わる中で「一番うれしかったこと」を問われると、自身の通う日体大世田谷キャンパス近くで“行きつけ”としてYouTubeにもアップする二子玉川公園での出来事を披露。「二子玉川の公園でカエルを探しているんですけど、入江聖奈って分かったスタッフの方が特別にカエルを見せてくださって…認知度が上がって良かったと思います」とカエルで認知度を測る?仰天エピソードを明かした。

 大学卒業後に引退する考えは変わっていないが、女子フライ級銅メダルの並木月海(22=自衛隊)とともに、女子の競技人口増加は熱望した。「2人のメダルをきっかけに、ボクシングしたいなっていうちっちゃい子とか、主婦の方でもいいんですけど、増えたら、頑張って良かったなと思える」。ご褒美はカエルだけじゃない。競技の発展に跳ねカエルことと、言わんばかりだった。

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