43歳の野中悠樹がV2成功「年齢のことは全く考えない」 WBOAPミドル級タイトルマッチ

[ 2021年7月23日 18:16 ]

判定で越川孝紀(右)を退け、2度目の防衛に成功したWBOアジアパシフィック・ミドル級王者の野中悠樹
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 WBOアジアパシフィック(AP)ミドル級タイトルマッチが23日、エディオンアリーナ大阪第2競技であり、王者・野中悠樹(43=渥美)が12回判定3―0(119―109×2、115―113)で越川孝紀(30=一力)を下し、2度目の防衛に成功した。「1年10カ月ぶりの試合ということに特に(感慨は)ないけど、やってきたことをそれなりに出して勝てたのはうれしい」とベテランが若々しい笑みを浮かべた。

 序盤から左ボディーやストレートをヒットさせながら足を使って距離を保ち、確実にポイントを重ねた。最終12回までフットワークは衰えず、「自分のボクシングができて、スタミナがもった」と満足げ。19年2月に東洋王座も同時に懸けられたタイトルマッチで王者・細川チャーリー忍(金子)に判定勝ちしてWBOAP王座を獲得(のちに東洋王座は返上)。初防衛成功後の同年10月に米国のプロモーターと3年契約を結んだ。中量級の層が厚い米国で活動し、世界初挑戦を目指す方針だった。しかしコロナ禍で海外との往来が難しくなり「水面下で動いてもらい、いい話もあったんですが全部、頓挫しました」。苦境にも心は折れず、約2年ぶりの試合で実力を発揮した。

 試合間隔が空いてベルトをはく奪される可能性もあったというが、その危機を乗り越えた。「このタイトルを防衛して名前を売っていかないと。年齢のことは全く考えない。(周囲をなごませる)ネタにはしますけど、後ろ向きには捉えていない」。世界初挑戦を見据え、海外での活動も視野に入れながら奮闘を続ける。

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