母・響子さん「リングで輝いていた姿を思い出して」 木村花さんメモリアル興行への思い語る
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昨年5月に22歳の若さで亡くなったプロレスラー・木村花さんをしのぶメモリアルマッチ「またね。」が23日、東京・後楽園ホールで開催された。花さんとゆかりのあるレスラーたちが集結し、「沖縄プロレスのいま 6人タッグマッチ」「木村花スペシャルバトルロイヤル」「木村花スペシャルマッチ」、そしてエキストラマッチに熱い闘いを繰り広げた。
試合後には生前の思い出の映像が流され、ファンと選手たちが花さんをしのんだ。最後は母・響子さんが遺影とともにリングに上がり、10カウントゴングで別れを告げた。
花さんが亡くなってちょうど1年。本紙の取材に応じた響子さんは「なにか異空間にいるような感じ。時間の流れとかも関係ないところにいるみたい。早かったとか、長かったとかは感じない」と振り返った。
体調が良くない日もあり、「前向きになったり、後ろ向きになったりするようなことはあった」ものの、「花だったらどうするかな?と考えて」行動し、、今回の追悼興行を実現させた。
「あまりにも突然のことで、まだまだ気持ちの整理がついていない人もたくさんいると思う。花自身は明るくて、にぎやかで楽しいことが大好きな子だった。やっと花への思いを伝える場を作ることができたので、悲しんだり、沈み込んでいるより、リングで輝いていた姿を思い出して、みんなに前向きに生きてほしい。それが花の思いでもあると思う」
花さんの死をきっかけにSNSでの誹謗(ひぼう)中傷は大きな社会問題として取り上げられるようになったが、あまり状況は変わっていない。響子さんは「なぜ、このようなことが起こるのかと言えば、無法地帯だから。SNSが生活の中に入り込んでくるスピードが速すぎてので周りの環境が追いついていない。法律が整備されていなかったり、対処の仕方を誰も知らないことが一番の問題」と指摘し、「逆に無法地帯なので、どんな角度からもアプローチできると思う。誹謗中傷を減らすために、できることがある限り、何でもやっていきたい」と話した。現在はインターネット上の誹謗中傷やプライバシー侵害の根絶をめざすNPO法人「RememberHANA」の設立準備を進めている。
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