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井岡一翔「誰がチャンピオンなのか証明する」 田中恒成の4階級制覇阻止に自信

[ 2020年12月30日 14:35 ]

前日計量をクリアした井岡一翔

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(31日、大田区総合体育館)の前日計量が30日、試合会場の大田区総合体育館で行われ、王者・井岡一翔(31=Ambition)、挑戦者で同級1位の田中恒成(25=畑中)ともにリミットの52.1キロで、1回目でクリアした。

 コロナ禍のため、計量は報道陣にオンラインで公開。計量後にリモート取材に応じた井岡は「まず、クリアできて良かったなと。いつもと違った状況の中で調整することは簡単なことではなかったけど、家族のサポートだったり、陣営のサポートがあって無事に良いコンディションで計量を終えて、あす試合ができるのは良かったと思います」と心境を明かし、試合に向けての不安は「全くないです」と断言。「すべては明日、誰がチャンピオンなのか証明します。格の違い、レベルの違い…ボクシングのレベルの差を見せられる試合ができると思います」と田中の4階級制覇阻止に自信を示した。

 計量時に対面した田中についての印象を問われると、「見下している訳ではないですけど、特に存在を気にしていなかった」とプライドをのぞかせた。計量後も試合まではホテルでの隔離は続くが、夫人の手作り料理を運んでもらい、炭水化物を中心に補給することを明かした。

 コロナ禍で実現する大みそかの「史上最高の日本人対決」。井岡は「当たり前のことが当たり前じゃなくなった状況で、いろいろな人に今まで以上に支えてもらっていると感じるので、僕ができることは試合で結果を残すことなので、期待してくださっている方やサポートしてくれた方に結果で返したい」と誓った。

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2020年12月30日のニュース