×

吉野修一郎“史上初の3冠戦”勝利「早く世界に行きたい」

[ 2020年9月4日 05:30 ]

東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・日本ライト級タイトルマッチ   〇王者・吉野修一郎 判定 細川バレンタイン● ( 2020年9月3日    後楽園ホール )

勝利し笑顔の吉野(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 史上初のJBC公認地域タイトル3冠戦で、28歳の吉野が3本のベルトを守り切った。39歳のベテラン細川に3―0の判定勝ち。連続KO勝利は8で止まったが、「史上初というのは素直にうれしい。倒したい気持ちはあったけど、判定でも勝てて良かった。12ラウンド経験できたこともプラスになる」と喜んだ。

 自身の3倍近いキャリアを持つ細川を相手に、左ジャブを中心とした多彩なコンビネーションで圧倒。10~12点の大差をつけ、三迫会長も「難敵のバレンタインに圧勝したのは評価できる」と目を細めた。ロマチェンコ(ウクライナ)が3団体の頂点に君臨する階級でWBO10位、WBAとIBFでは15位に世界ランク入りする。コロナ禍で海外渡航や外国人選手の招へいは難しい状況ながら「早く世界に行きたい」とアピールした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月4日のニュース