村田諒太 墨田区民と代表内定選手にエール「みんなで力を合わせて頑張りましょう」
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来年に延期された東京五輪2020のボクシング競技会場となる墨田区は22日、12年ロンドン五輪金メダリストで現WBA世界ミドル級王者・村田諒太（34＝帝拳）が墨田区民と代表内定選手に向けた応援メッセージ動画をホームページ（https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/2020tokyo/index.html）に掲載した。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、競技体験や展示などの 観客を集めるようなイベントなどは自粛しているが、大会に向けた気運を低下させることなく、大会を成功させるための取り組みの一環。23日が1年前の節目でもあることから、このタイミングでの掲載となった。
村田はボクシング競技の会場となる両国国技館について「私自身も二度試合をしております。一度は世界タイトルです。そこで世界タイトルを獲得した思い出の地でもあります。観に来てくださった皆様がよく言うのは、『この会場はすごく見やすい』と。ですので、ボクシングにすごい向いている会場だと思います」と紹介した。
また、代表内定選手へ「日本代表の方はまず決勝に残ってもらって、そこで優勝した時に両国国技館を熱くしてもらえればなと思います。コロナウイルスで今大変な状況が続きますが、この状況に負けずに、今こんな悔しい思いをしたから、こんな苦しい思いをしたから、自分達はメダルを獲れたんだ。そう思える、そう言えるように、今我慢して頑張ってください」とエールを送り、「みんなで力を合わせて頑張りましょう」と締めくくった。
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