中谷潤人 初の世界戦延期も「王者になるための試練」
ボクシングのWBO世界フライ級3位の中谷潤人(22=M・T)が4日、相模原市のジムで取材に応じ、世界戦への思いを語った。
この日はジーメル・マグラモ(25=フィリピン)とのWBO世界フライ級王座決定戦が予定されていた。自身初の世界戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されたが、中谷は「まだ世界王者になる時じゃなかっただけ。なるための試練だと思い、今やるべきことをやる」と前向きに捉え、黙々と練習を続けてきた。
新たな日程が決まらない中での調整に難しさも感じているが、「人生を懸けてやってきた。こんなことで折れていられない」と困難に打ち勝つ強い覚悟を示した。
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