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DRAGONGATE、2度目の無観客大会開催 メインはGHCタッグ王者・丸藤&望月が初防衛成功!

[ 2020年4月5日 06:00 ]

GHCタッグ選手権   〇丸藤・望月―ディアマンテ・吉田● ( 2020年4月4日    兵庫・神戸サンボーホール )

丸藤正道(左)と望月成晃
Photo By スポニチ

 DRAGONGATEは4日、神戸サンボーホールで無観客大会を開催した。メインイベントはGHCタッグ王者の丸藤正道(40)・望月成晃(50)組がヒールユニット「R・E・D」の吉田隆司(37)・ディアマンテ組の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 DRAGONGATEは3月1日の大阪大会以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため大会が中止となっている。その中で3月22日に無観客大会を開催し、今回2回目の無観客大会開催となった。今大会の模様はDRAGONGATEの動画サイト「DRAGONGATE NETWORK」で生中継された。

 メインイベントのGHCタッグ選手権は、本来であれば3月6日の後楽園大会で開催される予定だったが開催中止となったため、4月8日の後楽園大会へスライド開催が予定されていた。しかし4月の後楽園大会も開催中止となったため、今大会のメインイベントで実現することになった。

 試合序盤は王者チームが優勢に試合を進めていた。しかしディアマンテが望月へドロップキックを決めるとそこから場外乱闘へ持ち込み試合のペースを握った吉田とディアマンテ。そのままラフファイトで望月を攻め続けるが、望月は吉田とディアマンテの誤爆を誘い、続けてディアマンテへブレーンバスターを決めて丸藤にタッチ。丸藤は蹴りのコンビネーションなどリングで躍動。コーナーでは望月の一角蹴りと丸藤の膝蹴りを同時に決める連携技も見せた。続けて望月の蹴りからフォールを狙うもカウント2。丸藤はディアマンテへ不知火を狙うが吉田によって阻止されると吉田の投げっぱなしジャーマンをくらってしまう。しかし丸藤はディアマンテへ強烈なトラースキックを決めて望月にタッチ。

 試合中盤になると吉田とディアマンテは2人で望月へコーナーの攻撃から吉田の地獄突き、ディアマンテのバイシクルキック、吉田のジャンピングハイキックと技を繋げる。続けて吉田が必殺技のサイバーボムを望月に決める。しかし試合権利がディアマンテにあったため、吉田のカウントは認められず。ディアマンテから吉田にタッチし、吉田はパイナップルボンバーを決める。そこから再びサイバーボムを狙うが、望月はフランケンシュタイナーで切り返して丸藤にタッチ。リングへ入ってきた丸藤は吉田を踏み台にしてディアマンテへ虎王を決める。

 終盤になると吉田と丸藤のチョップ合戦。そこから吉田がパイナップルボンバーを決めるが倒れない丸藤。再びロープへ走った吉田を望月が蹴りで動きを止める。その後、吉田がダブルラリアットを狙うが阻止した丸藤・望月組。続けて望月はカウンターの真・最強ハイキックを吉田に決めると丸藤は吉田へトラースキック。そのまま望月の顔面への三角蹴りと丸藤の虎王の合体技を吉田に決めて攻撃をたたみかける。最後は丸藤の不知火でカウント3。王者チームが防衛に成功した。

 試合後、丸藤は再びDRAGONGATEのリングに参戦することをファンへ約束した。続けて「こういう世の中でプロレスを盛り上げるために手を取り合える所は手を取り合って、リング上で戦える時は戦って、ぜひともみんなでプロレスの力を伝えていければいいと思います」とコメントした。

 初防衛に成功した丸藤・望月組は、5日から開幕するNOAHのタッグリーグ「GLOBAL TAG LEAGUE 2020」にタッグ王者として参戦する。

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2020年4月5日のニュース