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3連続1回KO! 木村“フィリップ”ミノルが新王者 K―1ワールドGP

[ 2020年3月23日 05:30 ]

K―1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~ ( 2020年3月22日    さいたまスーパーアリーナ )

ベルトを手に撮影にのぞむ木村(右)と武尊(左)(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 スーパーウエルター級王座決定トーナメントは、木村“フィリップ”ミノル(26=ブラジル)が3連続1回KO勝利で頂点に立ち、王者となった。決勝では和島大海(25=月心会チーム侍)を左フック一発で沈めた。セミファイナルではエースの武尊(たける、28)が豪快なKO勝ちで存在感を示した。

 ブラジル生まれ、日本育ちの木村が念願のベルトを獲得した。頂点に駆け上がるまでに要した時間は3試合でわずか261秒。新王者は「このベルトを巻いていることが信じられない」と会心の笑みを見せた。ウエルター級から1階級上げての挑戦だったが、決勝はガードの上からの左フック一発で和島を撃沈。昨年から続く連続KO勝利は9に伸びた。尊敬する魔裟斗も見守る中、同じ階級で王者となった26歳は「解説席のレジェンドに比べればまだまだだけど、超えられるようなスーパースターになりたい」と誓った。

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2020年3月23日のニュース