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田中恒成の兄・亮明は初戦判定負けで五輪枠獲得ならず

[ 2020年3月4日 22:44 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第2日 ( 2020年3月4日    ヨルダン・アンマン )

男子フライ級1回戦 2回、キルギス選手(左)のパンチを浴びる田中亮明
Photo By 共同

 プロボクシング世界3階級制覇王者の田中恒成(畑中)の兄、田中亮明(岐阜・中京学院大中京高教)は男子フライ級1回戦でアザト・ウセナリエフ(キルギス)に1―4の判定で敗れた。今予選での五輪出場枠獲得ならず、5月の世界最終予選(パリ)に回る。

 積極的に打って出た田中に対し、ウセナリエフがカウンター狙いに徹した1ラウンドは、ジャッジ5人の採点は3―2で田中がわずかに優勢。だが、劣勢を知ったと思われるウセナリエフは2回から攻めに転じた。距離の外から頭ごと思い切り飛び込んでくる相手の右を、田中は避けられずに被弾。このラウンドを0―5で失い、最終3ラウンドも流れを変えられず、懸命の最後の反撃も及ばなかった。

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2020年3月4日のニュース