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女子フェザー級・入江、判定快勝で8強進出 五輪枠へ準々決勝で女王と対決

[ 2020年3月4日 18:49 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第2日 ( 2020年3月4日    ヨルダン・アンマン )

女子フェザー級2回戦 3回、ニュージーランド選手(右)を攻める入江聖奈
Photo By 共同

 女子フェザー級の入江聖奈(日体大)は初戦の2回戦でエイミー・アンドルー(ニュージーランド)に5―0で判定勝ちし、ベスト8入りした。開始ゴング後はアンドルーが積極的に打ってきたが、動きの良い入江は前へ出てプレッシャーをかけ、きれいなワンツーを連発して優位に立った。動きが単調な相手にボディーやフックも良く決まり、2ラウンドには国内での強化合宿で磨いた右アッパーも披露。3ラウンドは足を使って距離を取り、カウンターを狙う余裕もあった。ジャッジ5人の採点は4人が30―27、1人が29―28の快勝だった。

 入江は9日の準々決勝で、昨年の世界選手権準々決勝で敗れた女王ネスティ・ペテシオ(フィリピン)と対戦する。アジア・オセアニア予選の女子フェザー級は4位までに東京五輪出場枠が与えられるため、ベスト4の懸かる準々決勝が大一番となる。
 

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2020年3月4日のニュース