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2冠の村田諒太、カネロ&ゴロフキン戦改めて熱望「どっちでもいいからやりたい」

[ 2020年2月7日 17:23 ]

<ボクシング年間表彰式>選手を代表して受賞のあいさつをする村田諒太 (撮影・田中 和也)
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 ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、東京ドームホテルで開かれ、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(34=帝拳)は殊勲賞とKO賞の2冠に輝いた。両賞とも初受賞。

 表彰式ではWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26=大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)が欠席だったため、受賞者を代表してあいさつ。「控室で尚弥も一翔もおらんからスピーチしてくれと言われた。LINEで尚弥と一翔には文句を言おうと思っています」と会場の笑いを誘い、「表彰されたメンバーを見ても、もはや普通の世界チャンピオンであることが許される時代ではないと感じている。さらに上を目指して日本中を元気にするような試合を提供していきたい」と続けた。

 2019年は自身の新たなボクシングスタイルを確立し、王座返り咲き、そして初防衛と充実の1年だったが、現状に満足はしていない。4階級制覇王者でパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位にランクされる“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)や3団体統一王者で現IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)らとの対戦が期待される中、「やれるなら誰だってやりたがる相手。それは僕も同じ。どっちでもいいからやりたいですね」とビッグネームとの対戦を改めて熱望した。

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2020年2月7日のニュース