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尚弥、2年連続3度目のMVP 村田は2冠

[ 2020年2月7日 13:21 ]

<ボクシング年間表彰式>表彰式でフォトセッションに臨む(前列左から)京口紘人、寺地拳四朗、村田諒太、天海ツナミ、田中恒成、岩佐亮佑、中谷潤人、(後列同)岡沢セオン、並木月海、別府優樹、矢田良太、藤岡奈穂子、田口良一、河野公平、福原辰弥(撮影・田中 和也)
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 ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、東京ドームホテルで開かれ、WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(26=大橋)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。2年連続3度目の受賞。ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)で優勝したことが高く評価され、ノニト・ドネア(37=フィリピン)と死闘を演じたWBSS決勝は年間最高試合に選ばれた。なお、井上は体調不良のため、表彰式を欠席した。

 WBA世界ミドル級王者に返り咲いた村田諒太(34=帝拳)は殊勲賞とKO賞をダブル受賞。7月のロブ・ブラント(米国)との再戦は2回TKO、12月のスティーブン・バトラー(カナダ)との初防衛戦も5回TKOと、2試合連続でKO勝ちし、両賞ともに初受賞となった。

 6月に日本人男子初の世界4階級制覇を達成し、大みそかに初防衛にも成功したWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)は初の技能賞。努力・敢闘賞は前日本ウエルター級王者・永野祐樹(30=帝拳)、新鋭賞は前日本フライ級王者・中谷潤人(22=M.T)がそれぞれ初受賞。世界戦以外の年間最高試合には矢田良太(30=グリーンツダ)と別府優樹(28=久留米櫛間&別府優樹)で争ったWBOアジアパシフィック・ウエルター級王座決定戦が選ばれた。

 女子は天海ツナミ(35=山木)が2年連続2度目のMVPに輝き、その天海と藤岡奈穂子(44=竹原慎二&畑山隆則)が引き分けたWBA女子世界フライ級タイトルマッチが年間最高試合に選出された。

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2020年2月7日のニュース