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ボクシング男女代表、五輪予選延期も前向き 成松「1カ月分強くなれる」

[ 2020年1月28日 16:35 ]

東京五輪アジア・オセアニア予選に臨むボクシング男女代表選手たち(撮影・中出健太郎)
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 ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選(3月3~11日、ヨルダン・アンマン)に臨む男女日本代表が28日、都内で行っている合宿を公開した。当初、同予選は2月3日から中国・武漢で開催予定だったが、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で中止となり、時期も開催地も変更。今月にカザフスタン合宿を行い、各階級4~6位以内での五輪出場枠獲得を目指していた代表選手は仕切り直しを余儀なくされた。

 しかし、男子ライト級代表の成松大介(自衛隊)が「大会期間中や大会後にウイルスにかかったらリスクを負って生活に影響がある。中止になってよかった。1カ月分強くなれるとポジティブに考えている」と選手たちは前向き。同ウエルター級代表の岡沢セオン(鹿児島県体育協会)は「出れば(五輪代表を)決める自信もあった。(五輪代表に)確定したという報告が遅れるのは残念」と言いながらも、「3月までできないところを直す時間がある。もっと強くなっちゃうな」と話しておどけた。

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2020年1月28日のニュース