井上岳志 初防衛戦は気迫勝負「いい距離でインファイトできれば」
プロボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級タイトルマッチ(18日、後楽園ホール)の前日計量が17日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・井上岳志(30=ワールドスポーツ)はリミット(69.8キロ)を400グラム下回る69.4キロ、挑戦者で同級4位チェン・スー(30=中国)は69.7キロで、ともに1回目でパスした。
初防衛を目指す井上は挑戦者について「気が強いタイプでガンガン倒しくる」と分析。「気迫に押されないように気迫で負けないことが大事だと思っている」と勝負のポイントを語った。
昨年1月に米国で世界初挑戦もハイメ・ムンギア(メキシコ)に判定負け。それから1年。「ボクシングの幅が広がった」の手応えはある。世界再挑戦へ、今回の一戦は「ベルトを守るというより、世界ランキングを死守する、ランキングを上げる意識が強い」と断言。「くっつき過ぎず、いい距離でインファイトできれば」と勝利への青写真を描いていた。
2020年1月17日のニュース
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