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川尻達也「血ヘドを吐いても前に」 “最後の挑戦”ライト級GPへ覚悟

[ 2019年10月2日 17:22 ]

公開練習でミット打ちを行う川尻達也
Photo By スポニチ

 格闘技イベント「RIZIN.19」(12日、エディオンアリーナ大阪)で開催される「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント1回戦」に出場する川尻達也(41=T―BLOOD)が2日、東京・足立区のJBスポーツジムで練習を公開し、3分3R、20秒6セットのミット打ちを行った。7月28日の「RIZIN.17」から2カ月半での試合となるが「体調はいい。いい練習ができた」と順調な調整を強調した。

 9月20日の抽選会で決まった対戦相手は、米国の総合格闘技団体「ベラトール」で活躍するパトリッキー・“ピットブル”・フレイレ(33=ブラジル)。ブラジリアン柔術がバックボーンだがパンチ力にも定評がある。川尻は勝負の行方を「(打撃で)吹っ飛ばされるか、押さえて一本を取るか」とみているが「触れればテークダウンできる。固めて殴って、消耗したところで一本取れれば」と自信も口にした。そのために「血ヘドを吐いても前に出続けて、1%でも勝利に近づくように」と覚悟は固まっている。

 「ファイター人生最後のチャレンジ」と位置づけるライト級GP。33歳と脂の乗っている相手との対戦に「“正直、川尻は厳しいだろう”と思っている人がいると感じる」という。「イラッとする。なめられてる感じ。“なめんなよ、ジャパニーズMMA”でいく」。“戦友”とも捉えている青木真也(36)が出場する13日のONE日本大会(両国国技館)で、青木の発言を元に中継キャッチコピーになった「舐(な)めんなよ、ジャパニーズMMA。」を引き合いに出して自らを鼓舞した。

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2019年10月2日のニュース