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久田、王座あと一歩 今後についても言及「全部出し切ったかな」

[ 2019年10月2日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦   〇(スーパー王者)京口紘人《判定3―0》(同級1位)久田哲也● ( 2019年10月1日    エディオンアリーナ大阪 )

第1R、京口紘人にパンチを浴びせる久田哲也(右)(撮影・後藤 大輝)
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 イソップ童話「ウサギとカメ」のような逆転劇はならなかった。03年11月デビューから約16年、45戦を重ねて世界初挑戦した久田は、国内最短のデビュー1年3カ月で世界奪取した京口に屈した。2回に右ストレートでふらつかせたものの、大歓声に手を上げて応じ、追撃の好機を逸した。「舞い上がって自分の甘さが出た」と反省した。

 9回にダウンしてからも激しく打ち合い、「最後まで諦めずにいけた。京口選手は強かった」と涙を浮かべて語った。30日に35歳となるベテランは今後について「全部出し切ったかな。9割ぐらいは(現役を)諦める気持ち。嫁に“諦めの悪いのがアンタのいいところやろ”と言われるかもしれないけど」と話した。 

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2019年10月2日のニュース