×

井上尚弥 “完全コンプリート”世界ベルト5本お披露目も貪欲「もっと増やしていきたい」

[ 2019年6月25日 15:30 ]

井上尚弥は五つのチャンピオンベルト(左から)WBC、WBO、リング誌、WBA、IBFをお披露目する (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が25日、横浜市の大橋ジムで会見し、5本の世界ベルトをお披露目した。

 WBA、WBC、WBO、IBFの主要4団体とリング認定の5本のベルトの前にした井上は「こうやってベルトを並べたのは初めて。自分のやってきたことの歴史を感じますね」と笑顔を見せながら「これで満足しないで、もっとベルトを増やしていきたい」と意欲的。

 井上は14年4月に当時の国内最速となるプロ6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を獲得、同12年にはWBO世界スーパーフライ級、そして昨年5月にWBA世界バンタム級王座を獲得し、3階級制覇を達成。先月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント準決勝では、IBF王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を下して主要4団体の世界ベルトを制覇、さらにこの試合に懸けられた“階級最強の証”とも言える「ザ・リング」認定のベルト手にし、日本人初の“完全コンプリート”を達成した。

 WBSS決勝では、5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する。「最高の結果を出せるように、しっかり準備して必ず優勝します」と宣言した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月25日のニュース