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村田“仮想ブラント”と充実トレ 階級上のスパー相手と「いい練習できている」

[ 2019年5月31日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者ロブ・ブラント(米国)《12回戦》同級3位・村田諒太 ( 2019年7月12日    エディオンアリーナ大阪 )

スパーリングパートナーと写真に納まる村田(左はスティーン、右がハリスJr)
Photo By スポニチ

 前王者の村田が練習を公開し、ブラントとの再戦に向けて順調な調整ぶりを示した。今月20日に新たに2人のスパーリング・パートナーが来日。トップランク社から推薦されたウィンフレッド・ハリスJr(22)とアイザイア・スティーン(23)で、すでにハリスと12ラウンド、スティーンとは15ラウンドのスパーを消化したという。

 この日はスパーを行わなかったが、村田は「いい練習ができている」と好感触を口にした。特にスティーンは長身でスピードがあり“仮想ブラント”に適役。1階級上のスーパーミドル級の選手でフィジカルが強いことも村田は歓迎している。

 スティーンは「村田は速く、ディフェンスもいい。再戦では村田が勝つよ」と断言。ハリスも「村田はジャブが正確で、次に来るパワーパンチもいい」と太鼓判を押した。

 今後は長いラウンドのスパーも予定。「今の状態がいいことはプラスに捉えている。ただ、どこかで崩れる時期があることも想定してます」と村田。冷静に自分を分析しながら準備を進めていく。 

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2019年5月31日のニュース