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和毅“レイ和”対決!アマ時代に唯一黒星喫した相手に雪辱へ

[ 2019年5月8日 05:30 ]

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦   正規王者レイ・バルガス(メキシコ)《12回戦》暫定王者・亀田和毅 ( 7月中旬 米カリフォルニア州ロサンゼルス )

バルガスの母国ワシの彫刻を前に気合の表情を見せる亀田和毅とゴルフ場オーナーの中務氏
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅は7日、和歌山県の南紀白浜ゴルフ倶楽部内で会見し、7月中旬に米ロサンゼルスで、同級正規王者レイ・バルガスと王座統一戦を行うと発表した。「今までの試合で一番重要。何が何でも勝つ。こんな最高の舞台はない」と気合をにじませた。

 メキシコに単身武者修行していた07年のアマチュア大会でバルガスに敗戦。アマ時代唯一黒星を喫したライバルと12年ぶりに激突する。「あの時、俺の実力では勝てへんかった」という無敗の最強王者に雪辱を期す舞台が整った。バルガスはプロ通算33勝22KO無敗で、「ジャブからタイミングをずらして打つ右のオーバーハンド」を警戒。1メートル77、リーチ1メートル79とサイズも大きい。「今までやった中で一番デカい」と走り込み合宿でスタミナをつけ、スパーリングで対策も練る。

 亀田3兄弟では合計30戦、和毅にとって8戦目となる世界戦。自身にとっての令和初戦が“レイ和”対決になった。王座統一に燃える三男は「令和の和は俺の和。スーパーバンタム級で一番強い相手。プロになってのリベンジ。バシッと倒してスターになりたい」と目を輝かせた。

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2019年5月8日のニュース