越川孝紀 5回TKO勝ちで年内のタイトル挑戦へ近づくも「ちょっと冷静すぎた」
ザ・グレイテスト・ボクシングは12日、東京・後楽園ホールで行われ、メーンのスーパーウエルター級8回戦では日本同級3位の越川孝紀(28=セレス)がジョスマル・ケフィ(30=インドネシア)に5回TKO勝ち。年内のタイトル挑戦へ一歩近づいた。
元インドネシア王者を相手に序盤からプレッシャーをかけて左右のボディーを連打するなど圧倒。5回開始と同時に仕掛け、最後は左フックを浴びたが大きくぐらついたところでレフェリーがノーカウントでストップし、TKO勝利となった。
節目のプロ10戦目を白星で飾った越川だが、「冷静にやるのがきょうの課題だったけど、ちょっと冷静すぎた。自分としては納得していないので、また頑張ります」と反省。セレス小林会長は「相手がタフだったね。越川は良くはなっているけど、持っているポテンシャルからすれば、もの足りない」と今後に期待した。
次戦は日本王者への挑戦か挑戦者決定戦になる可能性が高い。越川は「実力をつけてチャンスが来たらベルトを獲りたい」と意気込んだ。
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