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大のアニメ好き 井上浩樹「ど派手な感じ」バンドリ仕様で初タイトル戦へ

[ 2019年4月5日 15:36 ]

<日本スーパーライト級タイトルマッチ>前日計量を終えフェースオフする王者・細川バレンタイン(左)と挑戦者の井上浩樹
Photo By スポニチ

 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦(6日、後楽園ホール)の前日計量が5日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・細川バレンタイン(37=角海老宝石)はリミットを300グラム下回る63.2キロ、指名挑戦者で同級1位の井上浩樹(26=大橋)は100グラムアンダーの63.4キロでともに一発パスした。

 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥、WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(ともに大橋)のいとこ、浩樹にとって初のタイトル挑戦。本来なら緊張する場面だが、写真撮影で報道陣から「フェースオフ」を要請されると、細川の顔を見て吹き出す場面も。「印象は変わらないですね。いい人だなぁ~というイメージ」と笑った。

 細川とは3年ほど前にスパーリングで拳を交えているが、「さすがにあの時とは変わったんじゃないですかね。変わってないとチャンピオンになっていないと思うので」と警戒。身長では14センチ上回るが、「身長差とか踏み込みの速さでどうにでもなるので。でも、入らせないですけどね」と気合を入れた。

 アマチュア130戦112勝(48KO)18敗、アマ5冠のキャリアを持つ一方で大のアニメ好きとしても知られる井上は今回の試合に向けてトランクスなど衣装も一新。「ど派手な感じ。バンドリ(BanG Dream!)仕様です」と予告。「これだけの好カードなので盛り上がる試合をしたい。1番は僕にとって良い結果になることですけど」と静かに燃えていた。

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2019年4月5日のニュース