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挑戦者・谷口、王者・サルダールに「オーラなかった」 予備検診は異状なし

[ 2019年2月24日 14:08 ]

<WBO世界ミニマム級タイトルマッチ>予備検診を終えファイティングポーズを取る谷口(左)とサルダール(撮影・久冨木 修)
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 ボクシングのWBO世界ミニマム級タイトルマッチ(26日、後楽園ホール)の予備検診が24日、東京・後楽園ホール展示会場で行われ、王者ビック・サルダール(28=フィリピン)、挑戦者で同級2位の谷口将隆(25=ワタナベ)はともに異常なしと診断された。

 谷口は身長で1.7センチ、胸囲が1センチ上回ったが、リーチはサルダールを6.5センチ短いことが判明。「試合で自分よりリーチが長い選手とやるのは初めてだけど、スパーリングで対策してきたので大丈夫」と問題なしを強調した。

 この日がサルダールとの初対面だったが、「もっとオーラがあると思っていたけど、オーラはなかった」と豪語。試合まであと2日。「世界チャンピオンになった自分を想像しながら、気を抜かず、やるべきことをやって過ごしたい」と話した。減量は「朝起きた時で残り数百グラム」と順調だが、計量後のリカバリーも慎重に進め、万全の状態に仕上げる計画だ。

 対するサルダールは体重がリミットまで落ちたため、この日午後に予定していた練習をキャンセル。谷口については「自分と同じように彼もコンディションが仕上がっている印象を受けた」と話し、「身長やリーチ差は関係ない。自分としては打ち合いで勝ちたい」と意気込みを語った。

 25日には調印式、前日計量が同会場で行われる。

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2019年2月24日のニュース