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坂本真宏 公開練習で2ラウンドのスパー「いい感触があった」

[ 2018年12月18日 18:05 ]

ボクシング・トリプル世界戦 ( 2018年12月31日    中国・マカオ )

世界戦へ意気込む坂本真宏(左は枝川会長、右は武市トレーナー)
Photo By スポニチ

 大みそかのマカオでIBFフライ級王者のモルティ・ムザラネ(36=南アフリカ)に挑戦する大阪市立大大学院生ボクサー、坂本真宏(27=六島)が18日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。

 フィリピン人パートナーを相手に2ラウンドのスパーリング。左ジャブ、ボディーを鋭く打ち込み、順調な調整をアピールした。

 「12ラウンドのスパーリングでも、いい感触があった。近付くにつれて多くの方が声を掛けてくれる。一層、引き締まる思い」

 枝川孝会長も、ひと皮むけた弟子に目を細める。

 「すべてにおいてレベルアップしている。昔は、頭を打たれて“アホになるのが嫌”というのがどっかにあった。そういうボクシングしていた。今は腹を決めてやっている」

 相手は百戦錬磨のチャンピオン。これまでダウンがない坂本でも、守ってばかりでは勝てない。勝つためにはすべてを投げうち、いい意味で“アホになる”ことも大事。打ち合う覚悟もできた。

 当初は経験不足を理由に、世界戦に反対していた武市トレーナーも「(今は)思っていたより、はるかに上。当初考えていたよりも手応えがある」と大きく上方修正した。

 戦績は坂本が13勝(9KO)1敗。相手のムザラネは36勝(24KO)2敗。

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2018年12月18日のニュース