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ロマチェンコ 判定でライト級王座統一 WBO王者から2度のダウン奪う

[ 2018年12月9日 15:30 ]

ライト級王座を統一したワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBA(スーパー)、WBO世界ライト級王座統一戦は8日(日本時間9日)に米国のニューヨーク州で行われ、WBA王者のワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)がWBO王者のホセ・ペドラザ(29=プエルトリコ)を3―0(119―107、117―109、117―109)の判定で下し、2団体の統一王者(WBA王座は初防衛)となった。

 ロマチェンコは序盤からポイントを積み重ねて快勝。11回にはペドラザから2度のダウンを奪った。WBA王座を獲得した5月のホルヘ・リナレス戦で右肩を負傷し、手術明けの復帰戦がいきなり王座統一戦となったが、文句のない勝利で2本のベルトを手にした。戦績は13戦12勝(9KO)1敗。一方、敗れたペドラザは27戦25勝(12KO)2敗。

 前座カードではWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦が行われ、挑戦者で同級2位のエマヌエル・ナバレッテ(23=メキシコ)が王者のアイザック・ドグボー(24=ガーナ)を3―0(115―113、116―112、116―112)の判定で下し、新王者に就いた。

 ナバレッテの戦績は26戦25勝(22KO)1敗。一方、3度目の防衛に失敗したドグボーは21戦20勝(14KO)1敗。ドグボーは8月の防衛戦で大竹秀典を初回TKOで下したが、ナバレッテ相手に初黒星を喫し、王座から陥落した。

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2018年12月9日のニュース