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武尊、打ち合い制し初防衛 初の完全アウェーも大差の判定勝利

[ 2018年12月9日 05:30 ]

K―1スーパー・フェザー級タイトルマッチ   ○(王者)武尊<判定 3―0>(挑戦者)皇治● ( 2018年12月8日    エディオンアリーナ大阪 )

2R、皇治(左)を攻め立てる武尊(撮影・北條 貴史)   
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 スーパーフェザー級王者の武尊(27=K―1GYM SAGAMI―ONO KREST)が皇治(29=TEAM ONE)との壮絶な打ち合いを制し、判定3―0で快勝。初防衛を果たした。ライト級世界最強決定トーナメントは、林健太(24=K―1 GYM SAGAMI―ONO KREST)が大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)に3RでKO勝ちし、優勝した。

 エースの武尊が完全アウェー状態の館内を最後は黙らせた。序盤から地元・大阪出身の皇治が前に出てきたが、2分すぎに、右ストレートでダウンを奪った。2Rにも左右の強烈な連打を繰り出し、2度目のダウンを奪う。最終RもKOこそ逃したが、3度目のダウンを奪うなど圧倒した。

 完全アウェーで初の試合。大差の判定でベルトを守った王者は「試合になったら関係ないと思ったけど、途中、心が折れそうになった。ダウンを奪っているのにポイントを取られている感じで焦った」と苦笑い。

 試合後のリングでは名前こそ出さなかったが、RIZINに参戦中の那須川天心との対戦に触れ、「K―1を背負っている立場として、最後に言わせてもらった」と将来の対戦をアピール。解説の魔裟斗さんからは「言ったことで距離が縮まる」と評価されていた。

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