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ボクシング連盟、「再興する会」内田氏が新会長に決定 山根体制は一掃

[ 2018年9月8日 17:33 ]

日本ボクシング連盟の新会長に選出され、取材に応じる内田貞信氏
Photo By 共同

 国内のアマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は8日、都内のホテルで臨時総会などを開き、助成金流用などの問題で辞任した山根明前会長の後任として、宮崎県連会長の内田貞信氏を新会長に選出した。内田氏は山根体制の不正を告発した「日本ボクシングを再興する会」の主要メンバーで、副会長3人にも鶴木良夫代表ら同会の中心メンバーが選ばれた。専務理事にも同会メンバーで1996年アトランタ五輪代表の仁多見史隆氏が就任した。

 新理事のメンバーは既に辞任を表明していた吉森照夫専務理事ら“旧体制”の人物が入っておらず、山根体制は一掃された形になる。全会一致で選出された内田新会長は「全国と協力してやっていきたい。選手にとっていい環境をつくりたい。透明性のある団体をつくっていきたいと考えている。公益法人を目指していきたい」と話した。

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2018年9月8日のニュース