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堤聖也 3回TKO勝ちV 過去2試合とも1回KO「プロでまともに試合をやったのは今日が初めて」

[ 2018年9月4日 21:40 ]

デビューから3連勝の堤聖也
Photo By スポニチ

 プロボクシングの「DANGAN B級トーナメント決勝」は4日、東京・後楽園ホールで行われ、バンタム級6回戦は堤聖也(ワタナベ)が稲元純平(熊谷コサカ)に3回1分35秒TKO勝ちして優勝した。熊本・九州学院高―平成国際大でアマ101戦を戦い、3月にワタナベジムからプロデビューした堤は3試合連続KO勝ちとなった。

 稲元もデビューから2連勝の強打者対決。1回からボディーを交えた多彩なパンチで攻めた堤は2回、「前の試合の映像を見て当たるかなと思っていた」右カウンターでダウンを奪い、3回には相手の顔面から流血させてレフェリーストップ勝ち。「きれいに倒せていたらよかった」と苦笑しながらも、過去2試合ともタイ人相手にあっけない1回KO勝ちだっただけに「プロでまともに試合をやったのは今日が初めて。今日がデビュー戦みたいなもの。パンチが当たると足が揺れたり、アマと違って一発当たると倒れてしまうので怖いなと思った。いい経験になった」と振り返った。

 国内バンタム級で将来が楽しみなホープに、ワタナベジムの渡辺均会長は「少しずつキャリアを積ませたい。バンタム級でもスーパーフライ級でもいける」と期待。堤は「次は日本ランカーとやりたい。1年目でランキングを絶対に獲りたい」と年内の抱負を口にした。

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2018年9月4日のニュース