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恒成 新ベルト獲って自ら卒業祝い 3階級制覇へ激闘予想も

[ 2018年9月4日 05:30 ]

WBO世界フライ級タイトルマッチ   王者・木村 翔≪12回戦≫同級1位・田中 恒成 ( 2018年9月24日    名古屋・武田テバオーシャンアリーナ )

スパーリングを披露した田中恒成(左)
Photo By スポニチ

 卒業祝いは新ベルトだ。ロマチェンコ(ウクライナ)に並ぶ世界最速プロ12戦目での3階級制覇に挑む田中が、名古屋市内で練習を公開。在学中の中京大を「9月下旬に卒業できます」と明かした。経済学部に通って5年目で半年遅れの春が来た。目標としていた今年3月の卒業は、試合と練習で勉強時間が足りずに断念したが、諦めずに必要な単位をそろえたという。世界戦を考慮し、卒業式参加は来年3月の予定だ。

 この日は3月の世界前哨戦で9回TKO勝ちしたマルドナド(フィリピン)をパートナーに4ラウンドのスパーリングを消化。王者・木村を「スタミナ、パワーもある。メンタルも強い」と分析した上で、「俺の心が折れるかどうかに勝敗がかかってくる」と激闘を予想した。

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2018年9月4日のニュース