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ルーカス・マティセ 現役引退を表明 パッキャオとのタイトル戦で敗戦

[ 2018年8月2日 15:03 ]

ルーカス・マティセ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングの元WBA世界ウエルター級王者ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)が1日に現役引退を表明した。米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が伝えた。

 マティセは引退に際して次のようなコメントを残している。「次のステージへ進むためグローブを吊るす決断を下した。トップレベルで長く戦えたことを誇りに思うし、夢であった世界王者にもなることができた。ボクシングを通じて出会ったすべての人々に感謝したい。自分はボクシングで人生を変えることができた」。

 2004年にプロデビューを果たしたマティセは、12年にWBC世界スーパーライト級暫定王座を獲得。今年1月にはWBA世界ウエルター級王座決定戦に勝利して2階級制覇を達成した。しかし、7月の初防衛戦では元6階級制覇王者のマニー・パッキャオに7回TKO負け。パッキャオ戦の前には、負ければ引退することを示唆していた。最終戦績は41戦39勝(36KO)5敗。

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2018年8月2日のニュース