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小西伶弥が再スタート 12回KO勝ちで地域王座を手に

[ 2018年7月13日 20:27 ]

WBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦 ( 2018年7月13日    神戸市中央体育館 )

 3月の世界初挑戦で敗れた小西伶弥(24=真正)が、12回1分6秒KO勝ちで再スタートを切った。オーリー・シルベストレ(24=フィリピン)に、カウンターの右ストレートを打ち込み、前から崩れるダウンを奪った。地域王座を手にした。

 ただ、2回に有効打を食らって早々と左まぶたをカット。勝利の瞬間は右まぶたから流血するなど、思い通りの展開にはならなかった。「最終ラウンドで仕留められたけど、インターバルでセコンドに戻る度に江藤さん(トレーナー)におこわれた。すみません。怖すぎて(何を言われたか)記憶にないです」と反省しきりだった。

 空手出身で、左利きのオーソドックススタイル。武器はこの日も目立った左のボディー。今後に向けて「この前の世界戦で負けて練習してきたにもかかわらず、この内容。すごく情けない。いつ世界戦になってもいいように練習したい」と世界ベルトに目を向けた。

 小西の戦績はこれで16勝(6KO)1敗。WBA世界ライトフライ級6位、WBC世界ミニマム級9位にランクされている。 

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2018年7月13日のニュース