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山中慎介氏 ラスト引退パーティーに豪華ゲスト 今後は未定「焦らず決める」

[ 2018年7月1日 14:11 ]

乾杯する山中慎介氏。後方は吉田沙保里
Photo By スポニチ

 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(35)の引退パーティー「さらばボクサー山中慎介 夢と感動をありがとうの会」が1日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京に約1300人を集めて盛大に開かれた。山中氏の東京後援会などが発起人となって開催したもので、ボクシング界からは帝拳ジムの浜田剛史代表、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏、女子世界5階級制覇王者・藤岡奈穂子らが出席。他にも競泳五輪2大会連続金メダリストの北島康介氏、女子レスリング五輪3大会連続金メダリストの吉田沙保里、俳優・岩城滉一、歌手・松崎しげるらが出席し、交友関係の広さをうかがわせた。

 今年3月に引退を表明した山中氏は既に地元・滋賀などで引退パーティーを4回ほど開催しており、「今回が最後の最後」と説明。現役時の入場曲「龍馬伝」が流れる中、歓声を浴びながら入場し、「現役の時を思い出して涙が出そうになった」とあいさつした。今後は未定で、「指導者も選択の1つではあるけれど、焦らずに決めることが大事。今年はゆっくり考えようと思っている」という。現在はテレビやイベント出演、講演などの仕事をしており、「現役時代もあったけど、やはりボクシング中心で仕事はこなすという感覚だった。今は意識が変わった。現役時と違って1つ1つが重要になってくる」と話した。

 引退後もロードワークは行っており、家族で旅行したハワイでも走ったそうだが、「アラモアナまで言った帰りに道に迷って、ホテルに戻るのに1時間20分ほどかかったので翌日からキャンセルした」と苦笑い。体重は2キロほど増え、顔が丸くなったとよく指摘されるそうで、「現役時代頑張ったから太らせてくれと思うけど」と話しておどけた。

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2018年7月1日のニュース