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村田VSゴロフキン実現へ追い風!IBF王座剥奪 来年にも

[ 2018年6月8日 05:30 ]

「東京おもちゃショー2018」でタカラトミーのイベントに出席し、同社の玩具「ゾイドワイルド」を手に笑顔を見せるWBA世界ミドル級王者・村田諒太
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 ボクシングの3団体統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)が6日、IBF王座を剥奪された。指名挑戦者セルゲイ・デレビャンチェンコ(32=ウクライナ)との対戦交渉が進まないため、IBFが通達した。ゴロフキンの保持する王座はWBAスーパーとWBCの2つになり、希望する4団体王座統一は難しくなった。

 ゴロフキンは指名試合よりも、高額ファイトマネーが期待できる元WBC王者サウル・“カネロ”・アルバレス(27=メキシコ)との再戦交渉を優先。9月に対戦する交渉は決裂したが、今後はビジネス路線に徹し、カネロと再交渉する可能性が高い。また、指名試合にとらわれる必要がなくなったため、WBA正規王者・村田諒太(32=帝拳)との統一戦実現にも追い風となる。ゴロフキン陣営も東京ドームでの村田戦に前向きだが、村田は今秋に米ラスベガスで2度目の防衛戦を予定しており、実現は来年になる見込みだ。

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2018年6月8日のニュース