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黒田雅之 3度目の防衛に成功「ダウンを奪われて反省もあるけど、とりあえずホッとしている」

[ 2018年3月3日 17:55 ]

 ボクシングの日本フライ級タイトルマッチ10回戦は3日、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで行われ、王者・黒田雅之(31=川崎新田)が挑戦者で同級1位の長嶺克則(26=マナベ)に3―0で判定勝ちして3度目の防衛に成功した。黒田は39戦29勝(16KO)7敗3分け、長嶺は17戦14勝(10KO)2敗1分け。

 インファイトの打ち合いでは黒田のパンチの精度が高く、やや離れた距離ではリーチのある長嶺がクリーンヒットを当てる、激しい打撃戦となった。8回、長嶺は左フックでダウンを奪ったが、黒田はひるまず打ち合いに挑み、ショートパンチをヒットさせるなど流れを明け渡さなかった。ジャッジの採点は95―94、96―94、96―93で3人とも黒田を支持した。

 黒田は「評価の高い選手で厳しい試合になると思っていた。ダウンを奪われて反省もあるけど、とりあえずホッとしている」とコメント。13年2月以来2度目の世界挑戦の可能性を問われると「こんな試合をしているようでは厳しい」と苦笑した。

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2018年3月3日のニュース