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棚橋、ハイフライフローで難敵撃破 メイン返り咲き「ちやほやされたい」

[ 2018年1月5日 00:00 ]

新日本プロレス「レッスルキングダム12」 ( 2018年1月4日    東京ドーム )

場外のホワイトにハイフライフローを見舞う棚橋
Photo By スポニチ

 <IWGPインターコンチネンタル選手権>古傷の右膝痛に耐えハイフライフローで難敵を撃破した。ダブルメインの前に登場し、ジェイ・ホワイトを葬って存在感を示した棚橋だったが、「もっと簡単に勝たないといけない」と首を横に振った。痛めている膝を集中していたぶられ、途切れることのないホワイトの攻撃に苦悶(くもん)の表情を見せる。「きょう1日だけでももってくれ」。最後は痛みを忘れてロープを上り、離れ業を展開。流れを変えた王者が必殺技を繰り出して4度目の防衛に成功した。

 会見では虎の子のベルトを前に「ずっと冷静に話をしてますけど」と切り出し、「確実に1試合ずつ試合順、下げている」。自分がメインを務めてなくとも、悔しいが、会場は盛り上がる。かつての定位置が遠のき、「試合順というのはレスラーにとって凄く大切。ちやほやされたい」と本心を漏らした。「原因は分かっている」。メインイベントへ返り咲くため棚橋は死力を尽くす。

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2018年1月4日のニュース