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田口 バレラ対策万全!V6へキャッチボールで左強化

[ 2017年7月19日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者・田口良一≪12回戦≫同級1位ロベルト・バレラ ( 2017年7月23日    大田区総合体育館 )

2ラウンドのスパーリングを披露する田口(左)
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30=ワタナベ)が、パワーアップした左で統一戦を実現させる。6度目の防衛戦へ向けた練習を都内の所属ジムで公開。右構えから左へ再三スイッチするバレラ対策としてスパーリングはサウスポー相手に多く積んできたと明かし、「打ち合いに持っていって、主導権を握る展開に持ち込みたい。終盤にKOできたら」と意気込んだ。

 昨年末のV5戦から試合間隔が空いたことを利用し、肩の可動域を広げようと試合1カ月前までの練習に野球のキャッチボールを組み込んだ。利き腕は右ながら左でもほぼ同じように投げられるようになり、石原雄太トレーナーによると「フックとか左のパンチを体全体で打てるようになった」効果が得られたという。自身も時折スイッチする田口は「左構えでもきれいな左ストレートを入れられる」と手応えを口にした。

 当日はお互いに統一戦を熱望するWBO同級王者・田中恒成(畑中)がテレビゲストで来場することが決定。「今はバレラに集中している。(統一戦のことは)勝ってから質問してください」と珍しく注文をつけた。

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2017年7月19日のニュース