パッキャオ 7・2ホーン戦に抜かりなし ローチ・トレーナー語る
WBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(38=フィリピン)の初防衛戦が7月2日にオーストラリアのクイーンズランド州で行われることが決定。対戦相手はWBO同級2位のジェフ・ホーン(29=オーストラリア)だ。
ホーンの戦績は17戦16勝(11KO)無敗1分。オーソドックスの強打者で、昨年12月には世界挑戦経験のあるアリ・フネカを6回TKOで下している。侮れない相手であることは確か。それはパッキャオのトレーナーを務めるフレディ・ローチ(57)も十分承知している。
「マニーはどんな相手へも過小評価をしたりはしない。ホーンはパンチのある選手だが、我々はしっかりと準備している。ノックアウトしてみせるさ。相手はカウンターパンチもあるが、そちらの対策も練っているよ」。
これは15日に米国のボクシングサイト「ファイトニューズ・ドットコム」が掲載したローチのコメント。ホーン戦へ向けて抜かりはないようだ。しかし、この一戦が最終目標ではないのも事実。「マニーにはこの先、ビッグマッチが待っている。ホーンとの試合はそれに向けての準備で、必要なものなんだよ」と名トレーナーは続けた。
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