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ノア運営会社が破産…観客動員低迷で経営状態の悪化止まらず

[ 2017年2月7日 05:30 ]

 プロレス興行団体「ノア」を運営していたピーアールエヌ(東京)が、東京地裁から1日に破産手続き開始の決定を受けていたことが6日、分かった。破産管財人によると、負債額は調査中。試合や大会といった興行は、事業譲渡を受けた別会社が継続している。

 前身は「プロレスリング・ノア」で、新団体の旗揚げに伴い2000年に設立された。09年に人気選手で同社の社長も務めていた三沢光晴氏が試合中の事故で急死した後は、小橋建太氏の引退や秋山準らの離脱で観客動員が低迷して経営状態が悪化。16年11月に社名変更や興行事業の譲渡を実施し、田上明社長が相談役に退き、破産申請の準備を進めていた。

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2017年2月7日のニュース