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小国 王者のボディーにがく然も、自ら奮い立たせ「応援を力に」

[ 2016年12月29日 17:07 ]

先に予備検診を終えたグスマンは、上半身裸のままで小国 (手前)の後ろに立ち、自慢の肉体を見せつけた
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(31日、島津アリー京都)の予備検診が 29日、京都市内で行われた。WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)、挑戦者のスタンプ・キャットニワット(18=タイ)、IBF世界スーパーバンタム級王者のジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)、挑戦者の小国以載(28=角海老宝石)の4選手は、いずれも異常なしと診断された。

 世界戦へ向け、ここまで赤穂浪士の装束姿や、サンタ姿になって気持ちを盛り上げてきた小国だが、この日は王者の鍛え上げられた肉体を目の当たりにして、ややトーンダウン。

 「ホンマにすごい体。能力はすべて不利」と、がく然としていた。さらに、グスマンの22勝22KOの戦績も実感した様子。「正直怖い。戦った22人で、誰ひとり最後まで立っていることができなかったって、すごいと思います」と王者を持ち上げ、強気な発言は鳴りをひそめた。

 それでも最後は「自分が勝っているのは日本の応援くらい。応援を力にかえて頑張る」と、自分を奮い立たせていた。

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2016年12月29日のニュース